2011年 09月 12日
リフォーム11 友の会 |
我が家のリフォーム工事の取りはやはり電気工事士の渡辺さんでした。まず渡辺さんがこの現場に来て下さったのはまだ床も半分。壁も半分。コンクリートむき出し半分と言った感じの7月28日でした。
その日も午後15時ぐらいにどんな現場なの?と言う感じで、段取りを組む為に来て下さったのですが「あ〜これは大丈夫!ちゃんとやればキレイになるよ!」と言いながら、様子を見に来て下さっただけなのにいったん車に戻り、工具や配線を台車に載せて戻って来てくれました。その日の印象はこの人は口ではなく即実行だな〜でした。
時間は既に16時ぐらいでしたが渡辺さんは「配線だけ張り巡らしちゃおうか」と言いながら壁も部屋もまだ完成していない各部屋のスイッチを頭で描きながら壁に配線を通し、天井の開口部分に私を潜らせ2人で綱引きの様に引っ張り合いました。するとあれよあれよとメイン部屋の照明配線を3本通してしまいました。
次に我が家に来てくれたのは8月4日でした。この日は2台のエアコン専用線とエアコンのダクトを通す為の鉄筋コンクリート穴あけでした。今回量販店でエアコンを買いましたが、その際標準工事しかしませんでした。渡辺さんが「真夏にニ基回して他の電化製品をつかったらこれ飛ぶかもよ?」と…
そうなんです今回部屋をぶち抜いたので奮発して20帖用のエアコンを買ったのです。無理なく回るかわりその分アンペアもかなりの数です。だが私は専用線はブレーカー(分電盤)スイッチの数が少ないので諦めていました。ですがそこは電気工事士!「もうここまで工事したのだから、エアコン専用線を天井に入れちゃおう!そしてブレーカーのアンペア数ではなく、分電盤を取り替え、専用線を増やすやり方にしよう。そうすると夏絶対に飛ばないし、オーディオやギターアンプにノイズも拾わないからさ」と…
私はオーディオと聞いただけでそれなしましょう!と二つ返事でした(笑)。
一基のエアコンはブレーカーから1番遠い部屋なのでこれは大変では?と思っていましたがまだ開口部が多い事もあり、この配線も2人で綱引きの様にやり何なく通してしまいました。
そして本日のメインイベントの鉄筋コンクリート穴あけ!ものすごい機械を持って来ております。完全にウェポンです(笑)
バズーカみたいなドリル。下の写真はダイアモンドカッターです。これで厚さ20センチの鉄筋コンクリートに穴をゆっくりとあけていきますこんな感じに…
お昼は2人で太郎店へ。渡辺さんはうちの父や母の店に行った事のある人なのです。でもそれを知ったのはかなり後からなんです。父の友人と仕事の付き合いでうちの店に通ってたとか。そしてこれも偶然なのですが、私の通う不動産屋の社長とも仕事の付き合いをしていてたまたま暮れの大掃除の時、年度末の挨拶に渡辺さんが会社に来て皆がつながってしまったと言うよくあるお話。でも町田の人。
午後からはもう一部屋のエアコン専用線ですがこちらは元々この部屋に通っていた線を利用して使う事にしました。実はこの部屋にそんな線がきている事は全くしりませんでした(笑)この日はこれで作業終了。
次は大工仕事が終わりクロス屋さんがクロスを貼り終えてから再度渡辺さんの出番ですので少々お別れです。
と言う感じでしたが、工事は遅れ気味なのにさらに追い撃ちが!実は大工さんが逃亡したのです(笑)ま〜いままでもそんな事はあったようですが、その数日前から不動産屋の社長と少し折り合いがつかない話があったようですが…
その逃亡してしまった日が工事終了の2日前。1〜2日前なので全て直したところをふさいだり、隙間を埋めたり、仮止めを確り締め込んだり、キッチン全体にキッチンパネル(不燃材)を貼ると言う仕事が残っておりました。なので私は前日レンジフードを加工して付けたり、壁の塗装を剥がし、パテで盛ったりとキッチンパネルを貼る為の処理をしていました。
逃亡してもちろん私も困りましたがもっと困ったのは職人さん達です。大工が壁や天井を埋めないとクロス屋さんは入れないやら、ペンキ屋さんもこまるやら、電気工事もでした。職人さん達は現場に来てくれました。ユニットバスを交換してくれた地元の業者までもです。そして渡辺さんは現場が都内中心部の時は必ず夕方我が家に寄ってくれました。
私は止まる訳にはいきませんので、元々お願いしようかなと思っていた太郎と高校時代の仲間が工務店をしているので、彼に相談すると直ぐに来てくれて1日で残り仕事を片付けてくれました。彼も「なんでここまでやって、仕上げないでやめちゃうのでしょうね」と…。それにしても仕上げてくれてありがたかったです。帰り際に「実は高校の頃、清水さん見かけた事あります」と…何を言うか怖いのでお礼を言い足早に別れました(笑)。
そしていよいよクロス屋さんが入れる様になり、クロス屋さんは逃亡した大工に「こんな中途半端な事やってるから職人がバカにされるんだよな〜」と言っていました。本当にその通りだと思います。
私がこう言う現場仕事をしていた頃はもっとなんだか差別ぽい感じがあった気がしてます。90年代の頭ってまだバブル浮かれが残る頃だったので、作業着なんかで買い出しに行くと「何?この人汚い〜」って上から下まで見られる感じでした。ちょうど3Kなんて言葉が言われてた頃ですね。
その後アルバイト、就職雑誌「ガテン」なんて言うのが出て来て職人かっこいいみたいに少し言われる様になりましたよね。ちなみに私の頃はなかったですが、今、大手の現場は皆朝一で血圧検査まであるそうです。お酒臭い人もその場で帰らされるそうです。変わったのですね。
話し戻しまして前に書かせていただいたクロス屋さんとペンキ屋さんが終わり、再度渡辺さんの出番です。
それが8月27日でした。メインブレーカーの交換は話題の東電来しかやってはいけませんので、東電の方が来て取り替えてくれました。そしてその横の複数あるスイッチ分電盤は渡辺さんのような電気工事士のお仕事です。
先日張り巡らせたメイン部屋のエアコン専用線。寝床エアコン専用線。などを全て繋げてくれました。そして寝床エアコンの取り付け工事。前回開けた穴にダクトを通して電気工事は全て終了しました。本当の話しこの後2回来てくれました(笑)。
その2回目に来て下さった時はここにコンセントがあったら便利ですよね〜と言ってみると、今引っ張ってあげるよと言い、また車へ戻り、コンクリートドリルなどを手にして戻って来てくれました。付けたい場所の裏側の壁にコンセントがあります。そこから配線を引っ張り壁の裏からさらに20センチの鉄筋コンクリートに穴を開け、付けたい場所の壁にコンセントプレートの形に穴を開け新しいコンセントを付けてくれました。本当に速い。そしてたんたんと作業を進めてくれました。
こうしていろんな職種の職人さん達のおかげで我が家リフォームが無事完成いたしました。ありがとうごさいました。
後は私の片付けと追加作業、バンマスの片付けが続きます。
その日も午後15時ぐらいにどんな現場なの?と言う感じで、段取りを組む為に来て下さったのですが「あ〜これは大丈夫!ちゃんとやればキレイになるよ!」と言いながら、様子を見に来て下さっただけなのにいったん車に戻り、工具や配線を台車に載せて戻って来てくれました。その日の印象はこの人は口ではなく即実行だな〜でした。
時間は既に16時ぐらいでしたが渡辺さんは「配線だけ張り巡らしちゃおうか」と言いながら壁も部屋もまだ完成していない各部屋のスイッチを頭で描きながら壁に配線を通し、天井の開口部分に私を潜らせ2人で綱引きの様に引っ張り合いました。するとあれよあれよとメイン部屋の照明配線を3本通してしまいました。
次に我が家に来てくれたのは8月4日でした。この日は2台のエアコン専用線とエアコンのダクトを通す為の鉄筋コンクリート穴あけでした。今回量販店でエアコンを買いましたが、その際標準工事しかしませんでした。渡辺さんが「真夏にニ基回して他の電化製品をつかったらこれ飛ぶかもよ?」と…
そうなんです今回部屋をぶち抜いたので奮発して20帖用のエアコンを買ったのです。無理なく回るかわりその分アンペアもかなりの数です。だが私は専用線はブレーカー(分電盤)スイッチの数が少ないので諦めていました。ですがそこは電気工事士!「もうここまで工事したのだから、エアコン専用線を天井に入れちゃおう!そしてブレーカーのアンペア数ではなく、分電盤を取り替え、専用線を増やすやり方にしよう。そうすると夏絶対に飛ばないし、オーディオやギターアンプにノイズも拾わないからさ」と…
私はオーディオと聞いただけでそれなしましょう!と二つ返事でした(笑)。
一基のエアコンはブレーカーから1番遠い部屋なのでこれは大変では?と思っていましたがまだ開口部が多い事もあり、この配線も2人で綱引きの様にやり何なく通してしまいました。
そして本日のメインイベントの鉄筋コンクリート穴あけ!ものすごい機械を持って来ております。完全にウェポンです(笑)
バズーカみたいなドリル。下の写真はダイアモンドカッターです。これで厚さ20センチの鉄筋コンクリートに穴をゆっくりとあけていきますこんな感じに…
お昼は2人で太郎店へ。渡辺さんはうちの父や母の店に行った事のある人なのです。でもそれを知ったのはかなり後からなんです。父の友人と仕事の付き合いでうちの店に通ってたとか。そしてこれも偶然なのですが、私の通う不動産屋の社長とも仕事の付き合いをしていてたまたま暮れの大掃除の時、年度末の挨拶に渡辺さんが会社に来て皆がつながってしまったと言うよくあるお話。でも町田の人。
午後からはもう一部屋のエアコン専用線ですがこちらは元々この部屋に通っていた線を利用して使う事にしました。実はこの部屋にそんな線がきている事は全くしりませんでした(笑)この日はこれで作業終了。
次は大工仕事が終わりクロス屋さんがクロスを貼り終えてから再度渡辺さんの出番ですので少々お別れです。
と言う感じでしたが、工事は遅れ気味なのにさらに追い撃ちが!実は大工さんが逃亡したのです(笑)ま〜いままでもそんな事はあったようですが、その数日前から不動産屋の社長と少し折り合いがつかない話があったようですが…
その逃亡してしまった日が工事終了の2日前。1〜2日前なので全て直したところをふさいだり、隙間を埋めたり、仮止めを確り締め込んだり、キッチン全体にキッチンパネル(不燃材)を貼ると言う仕事が残っておりました。なので私は前日レンジフードを加工して付けたり、壁の塗装を剥がし、パテで盛ったりとキッチンパネルを貼る為の処理をしていました。
逃亡してもちろん私も困りましたがもっと困ったのは職人さん達です。大工が壁や天井を埋めないとクロス屋さんは入れないやら、ペンキ屋さんもこまるやら、電気工事もでした。職人さん達は現場に来てくれました。ユニットバスを交換してくれた地元の業者までもです。そして渡辺さんは現場が都内中心部の時は必ず夕方我が家に寄ってくれました。
私は止まる訳にはいきませんので、元々お願いしようかなと思っていた太郎と高校時代の仲間が工務店をしているので、彼に相談すると直ぐに来てくれて1日で残り仕事を片付けてくれました。彼も「なんでここまでやって、仕上げないでやめちゃうのでしょうね」と…。それにしても仕上げてくれてありがたかったです。帰り際に「実は高校の頃、清水さん見かけた事あります」と…何を言うか怖いのでお礼を言い足早に別れました(笑)。
そしていよいよクロス屋さんが入れる様になり、クロス屋さんは逃亡した大工に「こんな中途半端な事やってるから職人がバカにされるんだよな〜」と言っていました。本当にその通りだと思います。
私がこう言う現場仕事をしていた頃はもっとなんだか差別ぽい感じがあった気がしてます。90年代の頭ってまだバブル浮かれが残る頃だったので、作業着なんかで買い出しに行くと「何?この人汚い〜」って上から下まで見られる感じでした。ちょうど3Kなんて言葉が言われてた頃ですね。
その後アルバイト、就職雑誌「ガテン」なんて言うのが出て来て職人かっこいいみたいに少し言われる様になりましたよね。ちなみに私の頃はなかったですが、今、大手の現場は皆朝一で血圧検査まであるそうです。お酒臭い人もその場で帰らされるそうです。変わったのですね。
話し戻しまして前に書かせていただいたクロス屋さんとペンキ屋さんが終わり、再度渡辺さんの出番です。
それが8月27日でした。メインブレーカーの交換は話題の東電来しかやってはいけませんので、東電の方が来て取り替えてくれました。そしてその横の複数あるスイッチ分電盤は渡辺さんのような電気工事士のお仕事です。
先日張り巡らせたメイン部屋のエアコン専用線。寝床エアコン専用線。などを全て繋げてくれました。そして寝床エアコンの取り付け工事。前回開けた穴にダクトを通して電気工事は全て終了しました。本当の話しこの後2回来てくれました(笑)。
その2回目に来て下さった時はここにコンセントがあったら便利ですよね〜と言ってみると、今引っ張ってあげるよと言い、また車へ戻り、コンクリートドリルなどを手にして戻って来てくれました。付けたい場所の裏側の壁にコンセントがあります。そこから配線を引っ張り壁の裏からさらに20センチの鉄筋コンクリートに穴を開け、付けたい場所の壁にコンセントプレートの形に穴を開け新しいコンセントを付けてくれました。本当に速い。そしてたんたんと作業を進めてくれました。
こうしていろんな職種の職人さん達のおかげで我が家リフォームが無事完成いたしました。ありがとうごさいました。
後は私の片付けと追加作業、バンマスの片付けが続きます。
by steelfriend
| 2011-09-12 23:30
| リフォーム
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