2013年 04月 28日
偉大なるふたりのギタリスト |
Bob Brozman
March 8, 1954 – April 24, 2013
今月ジャパンツアーをしていたボブブロズマンさん
亡くなられた事を信じる事は出来ません。
ものすごくパワフルなステージをするブロズマンさん。
ナショナルのリゾネーターギターを打楽器のように右手で叩き
左手ではパワフルにボトルネックを操る彼のブルースにとにかく衝撃と圧倒した。
あのライブの演奏が忘れられない。
とにかく楽しい気持ちにさせてくれるライブだった。
ギタリストの打田十紀夫さんが彼を会場に呼び入れる時言った言葉
それは「それではギター界のブルーザーブロディ!ボブブロズマン!」・・・。
ライブを観てブロディとブロズマン、本当に私の中で重なりました。
それからはますますファンになった事は言うまでもありません。
さらにブロズマンさんにのめり込んだのは
自分自身スティールギターを手にしてからです。
片っ端から手に入るハワイアンを聴き出した頃でした。
ブルースマンだと思っていたブロズマンさんがハワイアンもお得意だと知りました。
それからはブロズマンさんがスティールを弾く音源は全て聴きました。
「弦の魔術師」と言われている理由がよく分かりました。
田端 義夫
1919年1月1日 - 2013年4月25日
私にとってテレビの中でギターを持って歌う人の第一人者でした。
両親が昭和13年生まれだったからでしょう。
幼い頃から懐メロ番組やスナック、キャバレーで私は聴いていたからでしょうか。
なので「オース!」と言えば長さんよりバタヤン。
私の父はバタヤンが好きで特に「かえり船」と「島育」が好きでした。
ナショナル社製「Solid Body Electric Spanish」を肉眼ではじめて見た時は
「バタヤンだ~」と楽器屋で叫んでしまった程です。
何時だったかエアガレージに同じタイプのギターが入荷した時
桜井先生が例のフレーズを弾いてくれました。
先生とふたりでニタニタした事を覚えています。
突然日米のナショナルギター名手達が逝ってしまいました
ご冥福をお祈りいたします。
by steelfriend
| 2013-04-28 23:30
| 演奏
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