2014年 04月 28日
ベッコウとネクタイ 友の会 |
3月末にひょんな事で憧れの
Gibson Les Paul Junior “TV Yellow”を
手に入れてしまったのです。
昔からダブルカッタウェイが好きだったのですが、
最近はシングルも良いなと・・・。
でもトレードなのでそこは気にしない気にしない。
早速弾くと気になっていたバーブリッジも意外と俺好きかもと言った感じ。調整前は酷かった高さ調整の出来ないドッグイヤーPU(P90)。前オーナーこれで弾けてたのかな?と思う程。ポールピースで調整し、調整後のファーストタッチは好みの音、弾き心地は申し分ありません。がしかしひとつだけどうしても気になる。なので20年前の資料をいっぱい引っ張り出してみました(笑)
ん~やはりこれですよね~。ピックガードがベッコウ柄じゃなく黒色が付いている事。音は変わらないけどやはり気になる。
そこからはさらに調べる事になりました。相変わらず高を括くり、失敗した事は近頃かなりマニアックなレプリカパーツがいろいろなメーカーから出ているので、オリジナルに近い物を購入出来ると思っていた事。調べると日本では2社だけしか扱っていなかった。
某パーツメーカーM社はかなりマニアックで1959年製をテンプレート。もちろんベッコウ柄。そして某ギターショップC店。ここもリアルですが21000円!こりゃないな。ただ冷静に考えるとどちらを買っても経験上ネジ穴が絶対に合わないと思った。
番外編としてeBayで検索。なぜかアメリカもレプリカパーツは黒ばかり。そして恐ろしい事にオリジナルのピックガードが数点出品されていた。オリジナルは半端じゃない!800~900ドルだった。それと笑ったのがネットでJrのピックガードを検索するとYGKのブログ写真が出てくる(笑)。同じ事を気になったお客様が山崎の兄貴に作ってもらったのだろう。
こうなったら俺もオーダーで作ってもらうしかないと考えた。作るならやはりオリジナルパーツはどんな物を使っていたかを調べる事にした。本物の鼈甲ではなく、ベッコウ柄のプラスティック製。そして最大の問題となったのは厚み。オリジナルの厚みは0.08インチの1P。日本的にアバウトに言うと2.0mm以内か又は1.8mmぐらいと考えた。そこからが驚きの連続だった。私はピックガードにいままで拘りがなかった為、ピックガードを作ってもらった経験がなかったので、ピックガード材はいくらでも種類がある物だと思っていた。がしかし見つかるのは1Pでは0.5mm~0.8mm。いわゆるアコースティックギター用。エレキギター用の物は1Pではなく2Pや3P(3枚重ね)の物ばかりで厚みのある1P材が全くなかった。全国の楽器屋や問屋を探し見つけたのは名古屋の楽器パーツ専門の卸問屋さん。
それがこちら。
これだけ見てもただの下敷きだ。
型を取り、ここからは困った時の神頼み!
そうあの人しかいない!山崎の兄貴だ!
YVK→山崎ベスパ工房
・・・あっ、間違いましたYGK 山崎ギター工房
材と型紙を兄貴に送る作戦に出たわたくしであります(笑)
バッチリ削って頂き、
さらに面をバフで磨いていただきピカピカ。
完璧に作って頂いたのでさてギターにセット。
見慣れたこれがやはり落ち着きます。山崎の兄貴ありがとう!
部屋を見渡すと・・・
あれ?まてよ?
俺の持っているギターってピックガードがベッコウ柄ばかりじゃんか・・・。
ピックガードを送り返してくれた時、お祝い返しを兄貴がくれました。
すごく欲しかったフォトフレームとすごく“ひわい”なネクタイ(笑)
さてさてアナログ盤緊急入荷です!
右から
Various Artists
「Vintage Hawaiian Music Vol. 2」
“THE GREAT SINGERS 1928~1934”
中央
“King Bennie Nawahi”
Hawaiian String Virtuoso
Acoustic Steel Guitar Classics from the 1920s
Yazoo 2055
左
Various Artists
“Hawaiian Steel Guitar ” 1920’s-1950’s
Gibson Les Paul Junior “TV Yellow”を
手に入れてしまったのです。
昔からダブルカッタウェイが好きだったのですが、
最近はシングルも良いなと・・・。
でもトレードなのでそこは気にしない気にしない。
早速弾くと気になっていたバーブリッジも意外と俺好きかもと言った感じ。調整前は酷かった高さ調整の出来ないドッグイヤーPU(P90)。前オーナーこれで弾けてたのかな?と思う程。ポールピースで調整し、調整後のファーストタッチは好みの音、弾き心地は申し分ありません。がしかしひとつだけどうしても気になる。なので20年前の資料をいっぱい引っ張り出してみました(笑)
ん~やはりこれですよね~。ピックガードがベッコウ柄じゃなく黒色が付いている事。音は変わらないけどやはり気になる。
そこからはさらに調べる事になりました。相変わらず高を括くり、失敗した事は近頃かなりマニアックなレプリカパーツがいろいろなメーカーから出ているので、オリジナルに近い物を購入出来ると思っていた事。調べると日本では2社だけしか扱っていなかった。
某パーツメーカーM社はかなりマニアックで1959年製をテンプレート。もちろんベッコウ柄。そして某ギターショップC店。ここもリアルですが21000円!こりゃないな。ただ冷静に考えるとどちらを買っても経験上ネジ穴が絶対に合わないと思った。
番外編としてeBayで検索。なぜかアメリカもレプリカパーツは黒ばかり。そして恐ろしい事にオリジナルのピックガードが数点出品されていた。オリジナルは半端じゃない!800~900ドルだった。それと笑ったのがネットでJrのピックガードを検索するとYGKのブログ写真が出てくる(笑)。同じ事を気になったお客様が山崎の兄貴に作ってもらったのだろう。
こうなったら俺もオーダーで作ってもらうしかないと考えた。作るならやはりオリジナルパーツはどんな物を使っていたかを調べる事にした。本物の鼈甲ではなく、ベッコウ柄のプラスティック製。そして最大の問題となったのは厚み。オリジナルの厚みは0.08インチの1P。日本的にアバウトに言うと2.0mm以内か又は1.8mmぐらいと考えた。そこからが驚きの連続だった。私はピックガードにいままで拘りがなかった為、ピックガードを作ってもらった経験がなかったので、ピックガード材はいくらでも種類がある物だと思っていた。がしかし見つかるのは1Pでは0.5mm~0.8mm。いわゆるアコースティックギター用。エレキギター用の物は1Pではなく2Pや3P(3枚重ね)の物ばかりで厚みのある1P材が全くなかった。全国の楽器屋や問屋を探し見つけたのは名古屋の楽器パーツ専門の卸問屋さん。
それがこちら。
これだけ見てもただの下敷きだ。
型を取り、ここからは困った時の神頼み!
そうあの人しかいない!山崎の兄貴だ!
YVK→
材と型紙を兄貴に送る作戦に出たわたくしであります(笑)
バッチリ削って頂き、
さらに面をバフで磨いていただきピカピカ。
完璧に作って頂いたのでさてギターにセット。
見慣れたこれがやはり落ち着きます。山崎の兄貴ありがとう!
部屋を見渡すと・・・
あれ?まてよ?
俺の持っているギターってピックガードがベッコウ柄ばかりじゃんか・・・。
ピックガードを送り返してくれた時、お祝い返しを兄貴がくれました。
すごく欲しかったフォトフレームとすごく“ひわい”なネクタイ(笑)
さてさてアナログ盤緊急入荷です!
右から
Various Artists
「Vintage Hawaiian Music Vol. 2」
“THE GREAT SINGERS 1928~1934”
中央
“King Bennie Nawahi”
Hawaiian String Virtuoso
Acoustic Steel Guitar Classics from the 1920s
Yazoo 2055
左
Various Artists
“Hawaiian Steel Guitar ” 1920’s-1950’s
by steelfriend
| 2014-04-28 00:30
| 楽器
|
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