2021年 04月 08日
5 MASTER of the HAWAIIAN GUITAR |
(Volume.1)
"MASTER of the HAWAIIAN GUITAR"
こちらもスティールギターを
はじめて直ぐに買ったアルバム。
前回のアンディアイオナと言ったら
次にソルフーピーとなり、
ソルフーピーと言ったら
アンディアイオナとなる程、
ハワイアンスティールギター界の
レジェンド。スーパースター。大御所。
高田漣師匠にスティールを習いだし
ちょっとしたスティールのルールや
スライドギターと同じ
オープンチューニングを少しおさらいし
スケールやメジャーとマイナーコードの
並びの関係性などを習った後、
最初の課題曲がソルフーピーの
"セントルイス・ブルース"
次の課題曲が "フラ・ブルース"だった。
そのおかげでものすごく楽しくて
皆んなと競うようにして練習した。
ギターのテクニックにはない
トリプレットは夢に出てくる程
練習をした記憶。
ソルフーピーが使っていた
C#mチューニングは
B D E G# C# Eの並びだが
ギタリストも多くいた教室だった事もあり
我々はE.B.Eの並びが弾きやすく
C#m7チューニングともとらえられる
E B E G# C# Eの並びで教わった。
自分で後々いろいろ弾いてみると
ディックマッキンタイアが得意としていた
チューニングだった事と繋がる。
このアルバムを手に入れてから
やっぱり驚いたのはソルフーピーの
ものすごい演奏だった。
(※ジェフベックと同じ衝撃度)
スピード速さ、ピッチの良さ、
スタッカートとミュートの素晴らしさ。
自分自身ブルースを演奏するような
バンドにずっといた事もあり、
リゾネーターギターの事は知っていたが
「こんな風に弾くものなのか?」と
ナショナル製のハワイアンギターの
トライコーンで弾く演奏の音を
レコードで聴いた事があるのは
"ブラック・エース"ぐらいだったので
ソルフーピーの音には本当に驚いた。
間違いなくスティールギター弾きには
一家に一枚のアルバムだと思う。
このアルバムはボブブロズマンの
SP盤コレクションからの物が多い為、
ソルフーピーのチューニングなども
ライナーに書いてある事も必見。
(YouTubeより)
これまた貴重な動くソルフーピー映像。
しかも電気式スティールギターに
変更した直後の演奏だと思う。
by steelfriend
| 2021-04-08 23:30
| 音源
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