2012年 05月 30日
HAWAIIAN GUITAR 友の会 |
#2 1920~30s HILO HAWAIIAN GUITAR 「Model 650」
最近マニアックで素敵なブログをみつけたので感化された。
そろそろスチールギター友の会に戻ろう(笑)
その素敵なブログとはこちら「洗濯日和」
さて話は2011年10月8日に戻る。
全国スティールギターマニアの方から 「Model 650」を譲ってもらう事となる。
だがお世辞にもきれいとは言えないブツだった。
ブリッジは剥がれ、複数のボディ割れその他もかなりひどい。
そこで私は持ち主から直接「山崎ギター工房」に送ってもらう事にした。
そうだ!ハッキリ言って嫌がらせみたいなものだ(笑)
それは嘘だが兄貴しかこのハワイアンギターを直せはしないと確信したからだ。
と言うのも私はこのハワイアンギターをもう1本所有している。
それはこのモデルよりもワンランク下の「Model 640」と言う物。
その「Model 640」のブリッジがすっ飛んだ時も兄貴にリペアをしてもらった。
「Model 640」を手に入れた時書いた以前の日記はこちら
そしてその後ブリッジがすっ飛んでやはりYGKに直してもらった時の日記はこちら
1920年代のスティール話やうんちくを書いた日記はこちら
前モデルを手に入れた時の日記にはハワイのヒロ島で作っていたのか?と
あるのだが、後々分かった事はヒロ島でなどでは作っていなかったと言う事!
作っていたのはアメリカ本土(ロサンゼルス)だったようだ。
だがこの「HILO GUITAR」と言うメーカーは謎だらけである。
メジャーブランドなら調べるといろいろと分かる事もあるのだが、
ワイゼンボーンとは違いメジャーブランドではなかったのだろう。
約90年以上前の事なので殆ど分からない。
そして1920年代ってのは日本ではまだ「大正時代」って頃の物だ。
なので前モデル640と今回の650を自分で見比べてみよう。
さて今回の650は10違うと言う事なのか?(笑)ロープバインディングが豪華二本立てだ
両モデル共にスクエアネック。
640は痛みも少ないのであまり手を入れたくない思いがあったので
今回の650は大改装!これはこれからライブなどで使う為に
YGKにお願いしてピックアップを搭載してもらった。
ピックアップはディマジオのDP136 自信を持って言う!全く拘りが無い(笑)
ライブなどでトラブルがないようにエンドピンジャックを付けてもらった。
この写真で上下ロープバインディングだと言う事が分かる。
ワイゼンボーンやコナはソリッドヘッドだが
ヒロハワイアンギターはスロテッドヘッド(スプリットヘッド)だ。
ナットは高めのハワイアンスタイル。
「650」オリジナルブリッジはもうどうしようもないと言う事で
オリジナルを再現して作ってくれた。もちろんYGK製!
じっと見ているとなんだか髭男爵のようでダンディーだ。
さてこちらは「640」のオリジナルブリッジ。
ブリッジピンのところがそろそろ限界か?
弦に対しては1弦0.15 2弦0.17と以前は太目を張っていたが、
最近アコースティック・ハワイアンギターには1弦0.13で始まるセットを使っている。
もちろん3弦巻弦のアコースティック・ギター用弦を使用。
チューニング対してはブリッジの負担を考えるとやはりオープンGとDぐらいだろう。
タロパッチ&ワヒネ系と言えば良いのかな?ダウン系のチューニングにしている。
Dチューニングの時にひとつだけ音をずらしてD6ってのも挑戦中。
#1 1920~30s HILO HAWAIIAN GUITAR 「Model 640」
「640」の全体写真。トップはスプルース。
「640」はロープバインディング上のみ。
「640」エンドピンのところにご注目!高級モデルにはない事が!
センターに違う種類の木を使っている事が分かる。
バイディングとオールコアを使っている事以外は
なぜか640の方が高級モデルに見えるのね・・・不思議。
ピックアップが邪魔で見えにくいが素晴らしいレタリングラベル。
ロゼッタはこれまたロープバインディング。
こちらは640のボディー内部に貼られたレタリングラベル。
両モデルとも同じラベル。サーフィンをするお兄ちゃんが素敵である。
こちらもロゼッタはロープバインディング。
さて「HILO HAWAIIAN GUITAR」に魅せられた自分としては
このネックポケットのデザインが一番好きである。ネックポケットと言うのだろうか?
指板の最終地点の処理がたまらない!1920年代っておしゃれね。
こちらは640のネックポケット。
やはり両モデル共に最終フレットは18フレット(フレットはなし)
普段フェンダーなどのスティールを使っているので
ちょいとスティールギターとしては少ない?!けどフレットレスだから関係ない(笑)
650のスクエアネック。
スクエアネックは指板の下も空洞にして音の響きを少しでも大きく?と言う事だが
本当に音が大きくなっているかは私には分からない・・・。
だがスクエアネックはアコースティックハワイアンギターの魅力のひとつなのだ。
上下にロープバインディングが見える。
こちら640のスクエアネック。
ロープバインディングはこちら上のみとなっている。
赤が強いので私はマホが二ーだと思っていたがサイドはコアらしい。
650ボディートップの写真。
これもやはり購入する時はオールマホガニーだと思っていたのだが、
山崎の兄貴が言うにハワイアンコアとの事。
近年のウクレレやギターに使ういわゆるカーリーコアとは違う木だ。
どちらかと言うとアンティークハワイアン家具ぽい木である。
ものすごく拙い文章で申し訳ないのだが650の方は膝に置いた時に
「あ~ハワイアンギター」と言う風格な感じだ(全然分かり難い)。
640は膝に置くとまずスプルースの色が目に飛び込むので
ちょっとアコースティックギターを連想する。なので渋めのコア色が目に飛び込むと
「あ~ハワイアンギター」って気分になる。(まだダメか?分かり難い)。
さてさて5月13日我々のパーティ日にギターを届けてくれたのがこのお方!(笑)
YGK 山崎ギター工房 代表 山崎の兄貴!クールだぜ!
さり気なくピックアップに「おめでとう」の文字(泣ける)
そしてYGK兄貴流の御祝儀がこのハワイアンギターセットアップだった。
すごい手の掛かる仕事を頼んでしまいましたね。
山崎の兄貴!ありがとう!
私が「HILO HAWAIIAN GUITAR」を知ったのは2004年頃。
それは高田漣さんに教えてもらいました。
ちゃんと言うと「History of Hawaiian Steel Guitar」と言うCDを
漣さんが「チューニングや楽器がいっぱい出ているよ!」と教えてくれた。
そのCDジャケットに「HILO HAWAIIAN GUITAR」が紹介されていた。
その頃、我々は月2回・月曜の21時からエアガレージのスタジオに
野郎5人集まり90分スティールギター教室で盛り上がった。
漣さんは情報が少ないスティールギターの事をいろいろと教えてくれました。
この小さいCDブックレットを野郎4人で回し読み(笑) 「カッコいい~」だとか
「すごい!」だとかテクニックや演奏よりも「楽器情報交換会」みたいだった(笑)
「あそこでギターがいくらだったよ」とか「タロ芋喰うとスティール上手くなる」とか
で、漣さんが土曜も遊びに来れるなら来ればって言ってくれたので遊びに行くと
今ではすごく仲良くさせてもらっている儘田兄弟いたりやまちゃんやテラコがいた。
少し遅れて来た渡邉君やアリーさんも知り合いレンダースが集る前触れか?
土曜ウクレレ教室の人と仲良くなったのがふゆ姉やアサコさんがいた。
そんな流れで妻とも出会った。なんだかすごい教室ですね(笑)
ちなみに1本目の「HILO HAWAIIAN GUITAR」手に入れた夏のある日
確かバンマスと初めてデートしたと思う。
なのではじめてのプレゼントは確かこのCDだったと思うな。
あっ!話がそれてきたのでスティールギターの話をまた何時か!
最近マニアックで素敵なブログをみつけたので感化された。
そろそろスチールギター友の会に戻ろう(笑)
その素敵なブログとはこちら「洗濯日和」
さて話は2011年10月8日に戻る。
全国スティールギターマニアの方から 「Model 650」を譲ってもらう事となる。
だがお世辞にもきれいとは言えないブツだった。
ブリッジは剥がれ、複数のボディ割れその他もかなりひどい。
そこで私は持ち主から直接「山崎ギター工房」に送ってもらう事にした。
そうだ!ハッキリ言って嫌がらせみたいなものだ(笑)
それは嘘だが兄貴しかこのハワイアンギターを直せはしないと確信したからだ。
と言うのも私はこのハワイアンギターをもう1本所有している。
それはこのモデルよりもワンランク下の「Model 640」と言う物。
その「Model 640」のブリッジがすっ飛んだ時も兄貴にリペアをしてもらった。
「Model 640」を手に入れた時書いた以前の日記はこちら
そしてその後ブリッジがすっ飛んでやはりYGKに直してもらった時の日記はこちら
1920年代のスティール話やうんちくを書いた日記はこちら
前モデルを手に入れた時の日記にはハワイのヒロ島で作っていたのか?と
あるのだが、後々分かった事はヒロ島でなどでは作っていなかったと言う事!
作っていたのはアメリカ本土(ロサンゼルス)だったようだ。
だがこの「HILO GUITAR」と言うメーカーは謎だらけである。
メジャーブランドなら調べるといろいろと分かる事もあるのだが、
ワイゼンボーンとは違いメジャーブランドではなかったのだろう。
約90年以上前の事なので殆ど分からない。
そして1920年代ってのは日本ではまだ「大正時代」って頃の物だ。
なので前モデル640と今回の650を自分で見比べてみよう。
さて今回の650は10違うと言う事なのか?(笑)ロープバインディングが豪華二本立てだ
両モデル共にスクエアネック。
640は痛みも少ないのであまり手を入れたくない思いがあったので
今回の650は大改装!これはこれからライブなどで使う為に
YGKにお願いしてピックアップを搭載してもらった。
ピックアップはディマジオのDP136 自信を持って言う!全く拘りが無い(笑)
ライブなどでトラブルがないようにエンドピンジャックを付けてもらった。
この写真で上下ロープバインディングだと言う事が分かる。
ワイゼンボーンやコナはソリッドヘッドだが
ヒロハワイアンギターはスロテッドヘッド(スプリットヘッド)だ。
ナットは高めのハワイアンスタイル。
「650」オリジナルブリッジはもうどうしようもないと言う事で
オリジナルを再現して作ってくれた。もちろんYGK製!
じっと見ているとなんだか髭男爵のようでダンディーだ。
さてこちらは「640」のオリジナルブリッジ。
ブリッジピンのところがそろそろ限界か?
弦に対しては1弦0.15 2弦0.17と以前は太目を張っていたが、
最近アコースティック・ハワイアンギターには1弦0.13で始まるセットを使っている。
もちろん3弦巻弦のアコースティック・ギター用弦を使用。
チューニング対してはブリッジの負担を考えるとやはりオープンGとDぐらいだろう。
タロパッチ&ワヒネ系と言えば良いのかな?ダウン系のチューニングにしている。
Dチューニングの時にひとつだけ音をずらしてD6ってのも挑戦中。
#1 1920~30s HILO HAWAIIAN GUITAR 「Model 640」
「640」の全体写真。トップはスプルース。
「640」はロープバインディング上のみ。
「640」エンドピンのところにご注目!高級モデルにはない事が!
センターに違う種類の木を使っている事が分かる。
バイディングとオールコアを使っている事以外は
なぜか640の方が高級モデルに見えるのね・・・不思議。
ピックアップが邪魔で見えにくいが素晴らしいレタリングラベル。
ロゼッタはこれまたロープバインディング。
こちらは640のボディー内部に貼られたレタリングラベル。
両モデルとも同じラベル。サーフィンをするお兄ちゃんが素敵である。
こちらもロゼッタはロープバインディング。
さて「HILO HAWAIIAN GUITAR」に魅せられた自分としては
このネックポケットのデザインが一番好きである。ネックポケットと言うのだろうか?
指板の最終地点の処理がたまらない!1920年代っておしゃれね。
こちらは640のネックポケット。
やはり両モデル共に最終フレットは18フレット(フレットはなし)
普段フェンダーなどのスティールを使っているので
ちょいとスティールギターとしては少ない?!けどフレットレスだから関係ない(笑)
650のスクエアネック。
スクエアネックは指板の下も空洞にして音の響きを少しでも大きく?と言う事だが
本当に音が大きくなっているかは私には分からない・・・。
だがスクエアネックはアコースティックハワイアンギターの魅力のひとつなのだ。
上下にロープバインディングが見える。
こちら640のスクエアネック。
ロープバインディングはこちら上のみとなっている。
赤が強いので私はマホが二ーだと思っていたがサイドはコアらしい。
650ボディートップの写真。
これもやはり購入する時はオールマホガニーだと思っていたのだが、
山崎の兄貴が言うにハワイアンコアとの事。
近年のウクレレやギターに使ういわゆるカーリーコアとは違う木だ。
どちらかと言うとアンティークハワイアン家具ぽい木である。
ものすごく拙い文章で申し訳ないのだが650の方は膝に置いた時に
「あ~ハワイアンギター」と言う風格な感じだ(全然分かり難い)。
640は膝に置くとまずスプルースの色が目に飛び込むので
ちょっとアコースティックギターを連想する。なので渋めのコア色が目に飛び込むと
「あ~ハワイアンギター」って気分になる。(まだダメか?分かり難い)。
さてさて5月13日我々のパーティ日にギターを届けてくれたのがこのお方!(笑)
YGK 山崎ギター工房 代表 山崎の兄貴!クールだぜ!
さり気なくピックアップに「おめでとう」の文字(泣ける)
そしてYGK兄貴流の御祝儀がこのハワイアンギターセットアップだった。
すごい手の掛かる仕事を頼んでしまいましたね。
山崎の兄貴!ありがとう!
私が「HILO HAWAIIAN GUITAR」を知ったのは2004年頃。
それは高田漣さんに教えてもらいました。
ちゃんと言うと「History of Hawaiian Steel Guitar」と言うCDを
漣さんが「チューニングや楽器がいっぱい出ているよ!」と教えてくれた。
そのCDジャケットに「HILO HAWAIIAN GUITAR」が紹介されていた。
その頃、我々は月2回・月曜の21時からエアガレージのスタジオに
野郎5人集まり90分スティールギター教室で盛り上がった。
漣さんは情報が少ないスティールギターの事をいろいろと教えてくれました。
この小さいCDブックレットを野郎4人で回し読み(笑) 「カッコいい~」だとか
「すごい!」だとかテクニックや演奏よりも「楽器情報交換会」みたいだった(笑)
「あそこでギターがいくらだったよ」とか「タロ芋喰うとスティール上手くなる」とか
で、漣さんが土曜も遊びに来れるなら来ればって言ってくれたので遊びに行くと
今ではすごく仲良くさせてもらっている儘田兄弟いたりやまちゃんやテラコがいた。
少し遅れて来た渡邉君やアリーさんも知り合いレンダースが集る前触れか?
土曜ウクレレ教室の人と仲良くなったのがふゆ姉やアサコさんがいた。
そんな流れで妻とも出会った。なんだかすごい教室ですね(笑)
ちなみに1本目の「HILO HAWAIIAN GUITAR」手に入れた夏のある日
確かバンマスと初めてデートしたと思う。
なのではじめてのプレゼントは確かこのCDだったと思うな。
あっ!話がそれてきたのでスティールギターの話をまた何時か!
#
by steelfriend
| 2012-05-30 05:03
| 楽器
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